聖書と歩む営業マンのblog

営業は大変な仕事だ。しかし聖書を読んで、売ることよりも仕えること、貰うよりも与えることを学ぶと、心が晴れる。

言葉と思い

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わが岩、わが贖い主なる主よ。どうか、わたしの口の言葉と、心の思いがあなたの前に喜ばれますように。


詩篇19:14


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口は災いの元。


言葉で失敗しない人は誰もいない。だからと言って何も話さずには生きていけない。


営業職なんてまさにそう。話さないというテクニックもあるが、言葉を用いない商談は有り得ない。言葉によってうまくいくこともあれば、そうでないこともある。これまでに数えきれない失敗をしている。


言葉はときに人を喜ばせ、ときに人を悲しませる。自分を支える糧にもなれば、相手を攻撃する武器にもなる。


言葉は不思議だ。


聖句にある、口の言葉と心の思いは、別々ではなく互いに密接に繋がっている。心に思ったことが言葉として口から出る。思い→言葉の方向である。


逆に、言葉にすることでそれが意味を持ち、心の思いとして蓄えられることもある。これは、言葉→思いの方向と言える。


聖書を読むと、神の言葉が意味を持って自分に迫ってくる。喜びを湧き起こし、感謝の気持ちで心を満たしてくれる。後者の典型だ。



とても自分では制御できない心の思い、そして言葉。


でも、だからこそ、それらが神に喜ばれるよう祈り求める。


傲慢な思いに囚われたり、口汚く罵ったりする哀れな自分がいる。一方で、幸福な思いで眠りについたり、思いやりのある言葉を口にする自分もいる。


神さまが喜ぶような思いや言葉ばかりではないけれど、神を知ってからは、怒りや妬みに身を焦がす割合は減っているのは事実である。


自分を見失いそうになっても、神の言葉が引き止める。神の言葉が励ましとなり、進むべき道を示してくれる。


完ぺきではないけれど、少しずつ神に喜ばれるようになっているのではないか。そう思える。



フィンランド発のキッズゴスペル jippii(イッピー)に、ズバリ「主のことば」という曲がある。


子ども賛美だから、歌詞がストレートで分かりやすい。4番まで引用したい。


1 主のことばは確実で 主のことば信じられる
主のことばみんなのもの 主のことば道示す
※ repeat
主のことばこの手に 主のことば真実
主のことばこの手に 主のことばホントだよ


2 主のことばパンとミルク 主のことばはゴハン
主のことば真理と剣 主のことばは武器だよ
※ repeat


3 主のことば火のように 主のことば燃え広がる
主のことば雨と雪 主のことば渇き癒やす
※ repeat


4 主のことば種の力 主のことば成長のもと
主のことば光あかり 主のことばどの箇所も
※ repeat


動画はないが、楽譜がある。メロディもシンプルで歌いやすい。


https://www.jippii-japan.com/%E6%A5%BD%E8%AD%9C%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/

 


ダビデは、こんなことも記している。きっと実感なのだろう。


「みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます」(詩篇119:130)