まことに私のいのちの日の限り、慈しみと恵みがわたしを追って来るでしょう。私はいつまでも主の家に住まいます。
詩篇23:6
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家族で詩篇の朗読を始めた。
詩篇は全部で150篇あるから、1日1つだと150日、2つだと75日、3つだと50日。1ヶ月で読破したい…、ということになると、1日5つのペースになる。
1つが短いのもあれば、恐ろしく長いのもある。中学生の娘にとっては、難しい表現も多い。それでも、毎日の習慣として始めてみた。
これが実によい。
読む前に短く祈る。それから1節ずつ輪読していく。そうしてしばらくすると、家族を包む空気が聖なる雰囲気で満ちてくるのを感じる。
見えない聖霊の力が働いている。
この連休は外出の予定もないから、思ったよりいいペースで進めるかもしれない。
*
主は私の羊飼い
私は乏しいことがありません
主は私を緑の牧場に伏させ
憩いの水際に伴われます
主は私のたましいを生き返らせ
御名のゆえに私を義の道に導かれます
たとえ死の陰の谷を歩むとしても
私はわざわいを恐れません
あなたがともにおられますから
あなたのむちとあなたの杖
それが私の慰めです
私の敵をよそに
あなたは私の前に食卓を整え
頭に香油を注いでくださいます
私の杯はあふれています
まことに私のいのちの日の限り
慈しみと恵みが私を追って来るでしょう
私はいつまでも主の家に住まいます
*
この23篇が有名なのは、絵画的であることも理由だろう。
神との関係を羊と羊飼いに例え、鞭と杖によって慰められると言う。鞭や杖を鳴らす音は、私たちの聴覚を刺激する。
牧場や水際といった穏やかで平和な描写と、それに反して死や陰、災いといった暗く陰鬱な描写。この対比は視覚を刺激する。
食卓から漂う匂い、オリーブ油やブドウ酒の匂いは嗅覚や触覚を刺激する。
愛されているのも分かる。
足りないものは何もない、恐れるものは何もない。ダビデの神への深い信頼が伝わってくる。
その信頼に私たちも自らを重ね、神の慈しみと恵みとに人生を委ねたい。
★主はわが羊飼い
https://youtu.be/ry1jQoFvxyk