聖書と歩む営業マンのblog

営業は大変な仕事だ。しかし聖書を読んで、売ることよりも仕えること、貰うよりも与えることを学ぶと、心が晴れる。

苦難の祈り

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苦難の日にわたしを呼び求めよ。
わたしはあなたを助け出し
あなたはわたしをあがめる。


詩篇50:15


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5月に入った。


GWではあるが、毎日毎日ひたすら自宅に居続ける。


そして、緊急事態宣言が延長になった。


観ないようにしているTVをたまにつけてみれば、暗くなるニュースばかり。さりとて、バラエティで気を紛らす気分でもない。


TVはつけずとも、ネットニュースを見てしまえば同じこと。日本の状況、世界の状況を知ってはため息が出る。


世の中の状況を知るには、娘がとっている週刊の中高生新聞が一番いい。簡潔で分かりやすい解説、それでいて知りたいことが幅広く載っている。


小学生の頃に読んでいたコドモ新聞と違って、大人でも十分学ぶことができる。もちろん、子どもの進路を考える材料もたくさん載っている。


このようにニューストピックを通して、親子の対話が生まれるのが新聞のいいところだと思う。問いかけたり、じっくり考えたり、そうした繋がりが健全な知性を育む。


Stay Home
Stay Healthy
Stay Connected


牧師に教えてもらった、三密ならぬ3Stay、まったくその通りである。



辛いことや苦しいことに直面したとき、私たちはどうなるだろうか。 


その理由を他人の求める場合と、自分に責任を負わせる場合とがあろう。


後者の方が傷が深い。


辛さや苦しみに目を向け、そこから抜け出すことができなくなる。自責したり、自戒したりする。怒りに我を忘れたり、生きる気力を失くしたりする。


出口のないトンネル、底のない落とし穴。そんな状態に陥ることもある。


過ぎてみれば、あのときはどうして周りが見えていなかったのかと、笑って振り返れたりするものだが、渦中にいるときは分からない。



神さまは「苦難の日にわたしを呼び求めよ!」と声を掛けてくれる。


苦難の日に、というよりもむしろ、苦難の日にこそ、と読むのがいい。


辛いときや苦しいときにこそ、神を呼び求めよ!と。


ヘルプミー、神さま助けてください、そう祈るのである。


このような短く簡便な祈りは正しい祈りではないと言われるかもしれない。


しかし、祈りの形は自由である。大切なのはその心であるから。語りかけるように囁く祈りもあるだろうし、黙想して心に響くように祈るのもありだろう。


長々と言葉を並べる必要はない。シンプルな言葉であっても、そこに心があればよい。


呼び求めよ!と言われた神は、こう約束する。


「わたしはあなたを助け出し、あなたはわたしをあがめる」と。


苦しみから助け出してくださる方は、神ただ一人である。その神を私は礼拝する。


最後に、モーセの勇ましい祈り。


主よ、立ち上がってください。あなたの敵が散らされ、あなたを憎む者が、御前から逃げ去りますように。(民数記10:35)