聖書と歩む営業マンのblog

営業は大変な仕事だ。しかし聖書を読んで、売ることよりも仕えること、貰うよりも与えることを学ぶと、心が晴れる。

神の家族

f:id:songchi0326:20200618090744j:image

見よ。なんという幸せ
なんという楽しさだろう。
兄弟たちが一つになって
ともに生きることは。


詩篇133:1


+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+


3年と少し前、私が通う教会に、イギリス人宣教師ファミリーがやってきた。


驚くほど日本語が堪能で、聞けば、東京に来る前に札幌に長く住んでいたのだそうだ。


なるほどね。


日本人への伝道に使命を感じて、遠くイギリスから極東の地にやってきたわけか。


札幌では地域伝道、東京では大学生への伝道に尽力された。


同じ子どもを持つ家庭として、家族ぐるみで仲良くさせていただき、キャンプに行ったり、食事会をしたり親しく交わった。


ご主人とは聖書をともに読んだり、祈ったりしてきた。彼からは、みことばを通して、何度も励ましてもらった。


そうして楽しく過ごしてきたファミリーが、イギリスに帰国した。帰国にあたり企画したお別れ会(もちろん三密を避けて)で、彼から贈られたみことばがこの箇所である。



兄弟が1つになってともに生きること。そのなんと楽しく、なんと幸いであろう。


1つになることを、聖書ではよく一致すると言う。英語ではin unityである。


思いを1つにすること、思いが一致すること。このような麗しい関係が、神を信じる者の間に成立する。


この世では、それぞれに家族が与えられている。それとは別に、いや、その延長になるかもしれないが、キリストにある家族と言うこともできる。


究極的には、キリストが世を支配するときに、このことが実現するのだが、今は、そのための前フリというか、訓練期間のようなものだ。



この聖句の続き、2節3節、そこには


それは頭に注がれた貴い油のようだ。
それは、髭に、アロンの髭に流れて
衣の端にまで流れ滴る。
それはまた、ヘルモンから
シオンの山々に降りる露のようだ。
主がそこに
永久の命の祝福を命じられたからである。


とある。


兄弟の一致、神の家族のことが、川の流れや油の流れに例えられている。


川や油が上から下へ流れていくように、聖霊が私たちをつないでいき、一致するよう導いていく。


その流れは尽きることがない。


流れていくうちに、その流れは徐々に勢いを増していく。まわりを巻き込んでいく。


そのように、神の家族は広がっていく。


このイメージ、このイラストレーションを大切にしたい。


聖霊は私たちの助け主、導き主だ。


そう、使徒パウロもこう励ましている。


私たちは、御霊によって生きているのなら、御霊によって進もうではありませんか。
自惚れて、互いに挑み合ったり、妬み合ったりしないようにしましょう。
(ガラテヤ5:25-26)