天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。
イザヤ書55:9
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コロナウイルスが蔓延して半年以上になる。日々の感染者数を確認するのが習慣になり、マスクをつけて生活することが当たり前になった。
電車に乗ると、ほぼ全員マスク姿で、スマホを覗いている光景は何やら異様である。
ひとたび誰かがクシャミをしたり咳をしたりすると、やにわにスマホから顔を上げてキョロキョロするから、そんな光景も滑稽である。
そんな人間観察をしている私とて同類だから、笑えない。
このように、俯き加減で過ごすことが多いと、前を向くことが少なくなる。ましてや、上を向くなんて滅多になくなる。
仕事で上手くいかないことがあったり、ゴタゴタに巻き込まれたりすると、前屈みになり、どんどん猫背になり、前も上も向けなくなってしまう。
そんなときはどうしたらいい?
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満点の星空を見たことがあるだろうか。
故郷である岐阜県の西の端に藤橋村という寂れた集落がある。そこは「星のふる里」と呼ばれるだけあって、とてもキレイな星空が見られる。
https://nipponnmottosirou.com/archives/2418
まだ東京に来る前、妻と深夜のドライブで何度か行ったことがある。当時の自分のドキドキ感と一緒に、その星空のことをよく覚えている。
その頃、教会に通い始めており、その圧倒的な美しさを前に神の存在を感じていた。
ちょっと気持ちが塞ぐことがあり、そのタイミングで今日のみことばが示された。そして、このみことばを何度か繰り返し口にしていると、藤橋村の星空が思い出されたのだ。
まるで連想ゲームのように。
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預言者イザヤが、神の代弁者として神のことばや神の道、そして想いを伝えてくれる。
私たちは神の御手の中で、その測り知ることのできない存在の中で生かされている。
広い世界で自分の存在など、ほんのちっぽけなものに過ぎない。
しかし、神は造られた星の1つ1つを覚えているように、私たち1人1人を知っている。陶器師が作り上げた作品を愛おしむように、創り主である神は私たち1人1人を愛し慈しんでおられる。
圧倒的な自然の存在を前に、神の偉大さと愛に触れる。もう道を踏み外すことはない。もう絶望はしない。
「天が地上はるかに高いように、御恵みは主を恐れる者の上に大きい」
(詩篇 103:11)
ダビデもこのように謳ったではないか。
さぁ、All the Heavensを賛美しよう。こんな賛美コンサート、一緒に歌ってみたいものだ。
https://youtu.be/KoQj7Q2UiJE