聖書と歩む営業マンのblog

営業は大変な仕事だ。しかし聖書を読んで、売ることよりも仕えること、貰うよりも与えることを学ぶと、心が晴れる。

喜び踊ろう

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あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、今見てはいないけれども信じており、ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びに躍っています。
 
ペテロの手紙 第一 1:8
 
+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+
 
1と8。
 
これ、我が家のラッキーナンバーである。
 
結婚記念日は10月8日、その5年後に生まれた娘の誕生日は1月18日、その直後に東京に引っ越してきたら番地は1と8の組み合わせ、とそんな具合。
 
そんな我が家のラッキーナンバー聖句を取り上げてみた。
 
なぜなら、祈ってきた娘のホームステイ先の引っ越しが思ったよりも早いタイミングで叶えられたからだ。
 
娘の状況を知って、すぐに受け入れを申し出てくれたあるクリスチャンfamilyが、ホストファミリーとして必要な手続きを迅速に進めてくださった。
 
娘の状況を知って、現地の留学生受け入れ団体のディレクターが、いくつかの必要なステップをショートカットして最短で安全に移れるようにしてくださった。
 
こうしてタイミング、人、場所のすべてがピタッと噛み合って、あっという間に引っ越しが叶った。
 
すべての出来事にはときがある、まさにその通りだった。
 

 
私たち夫婦は、第一ペテロ5:7「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」を覚えて祈ってきた。
 
祈りは聞かれた。
 
いや、祈ってるときにすでに神は働かれていた。
 
私たちが試練だと認識しているときに、もうとっくに脱出の道を与え、そして動かれていたのだ。時も場所も人も完ぺきに備えられていたのだ。
 
快く受け入れてくれたクリスチャンfamilyからは、心温まるメールが届いた。
 
She has been with us for 2 days now and is happy in our house. God answered prayer! We spent some really warm days in our backyard all together and we’ve taken her twice to the shopping mall. She plays on the badminton team/club. She is having a good time with our daughter and we help her improve her English daily. The girls brought another Japanese girl to church.
 
モールに連れて行ってもらったこと、両耳にピアスを開けたこと、はじめてWendy'sに行ったこと、友だちの日本人留学生を教会に誘ったことなど、娘からも喜々とした様子で写真付きのLINEがあった。
 

 
ペテロはこの手紙を小アジア(いまのトルコ)にいる信徒に向けて送った。
 
今日取り上げた箇所から少し遡って読んでみると、彼の地の信徒たちは試練の中にいたことがわかる。
 
ペテロの励ましは実に力強い。
 
今しばらくの間、様々な試練の中で悲しまなければならないのですが、試練で試されたあなたがたの信仰は、火で精錬されてもなお朽ちていく金よりも高価であり、イエス・キリストが現れるとき、称賛と栄光と誉れをもたらします。(第一ペテロ1:6-7)
 
ぺテロが金や精錬といった言葉を使うのにはちゃんと訳がある。それは、中東のこの地が昔から金や銅などの鉱物や精錬で有名な土地だったからである。
 
この地に住む人に、金より高価だと言えば、彼らは金鉱山から金を発掘し精錬する工程をすぐに想像し、その金よりも高価であることを誇らしく思うはずだ。
 
この手法は、イエスも使った。当時の人々に御国の教えを伝えるために、羊や鳩といったありふれた動物、からし種やパン種といった食物を用いた。容易にイメージできるから、子どもでも簡単に真理を理解することができた。
 
信仰は金よりも高価で、それは終わりのときに称賛と栄光と誉れをもたらすって、これは大いなる祝福である。
 
ペテロが言うように、私たちはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、今見てはいないけれども信じており、ことばに尽くせない、栄えに満ちた喜びに躍っている。
 
いつか一緒に踊ろう。