ことばであれ行いであれ、何かをするときには、主イエスによって父なる神に感謝し、すべてを主イエスの名において行いなさい。
コロサイ人への手紙 3:17
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新しい年の始まりに「コロサイ人への手紙」3章12から17節を読む。
12から14節の前半と、15から17節の後半に分ける。
まずは前半から。ここでのキーワードは「ユニフォーム」である。
12.ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。
13.互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。
14.そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全です。
中学生・高校生の頃は毎日学ランを着た。学ランを着ることで自分が学生であることが、誰から見てもわかる。と同時に自分が学生であることを自覚する。学ランを着てるから「〇〇できない」と自制心が働くものだ。
同じように、クリスチャンはキリストのさまざまな性質を纏っている。それは、慈愛・親切・謙遜・柔和・寛容・忍耐・赦しである。
これらがクリスチャンのユニフォームである。
パウロも「主イエス・キリストを着なさい(ローマ13:14)」と、ストレートに直接的に奨励している。
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後半のキーワードは「感謝」である。
15.キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。
16.キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。
17.ことばであれ行いであれ、何かをするときには、主イエスによって父なる神に感謝し、すべてを主イエスの名において行いなさい。
三度も「感謝」を繰り返している。
キリストというユニフォームを着た私たちは、心に感謝をの気持ちを持たねばならない。
ユニフォームをもらえるというのは選ばれた者の特権だ。野球・サッカー・バスケ・バレーといった団体競技ではユニフォームをもらえない人もたくさんいる。もらった人はもらえなかった人の分まで頑張る。
キリストを纏った私たちは、上に掲げた7つの性質をもって生かされている。さらに、着ていない人たちがいつかキリストを纏えるようにと祈り求めている。
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キリスト公認のユニフォームを誇らしく着る。
内側にはキリストのことばを満たし、キリストの平和が私たちの心を支配している。
感謝をもって心から神に向かって賛美する。
何かを考えるとき、その思考の中に神がともにいます。何かを話すとき、その言葉の中に神がともにいます。何か行いをするとき、その行動の中に神がともにいます。
大いなる神にいつも感謝しよう。Give thanks(大いなる方に)を賛美します。
いま弱い者よ叫べ!「勇士だ」と。勝利の主がともにおられる。いま貧しい者よ叫べ!「富んでいる」と。恵みの主がともにおられる。感謝します。
https://youtu.be/NO-udR8H8vw?si=DlP_QeA4vPIoTRK5