聖書と歩む営業マンのblog

営業は大変な仕事だ。しかし聖書を読んで、売ることよりも仕えること、貰うよりも与えることを学ぶと、心が晴れる。

創られた私たち

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あなたの指のわざであるあなたの天
あなたが整えられた月や星を見るに
人とは何ものなのでしょう。
あなたが心に留められるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。
あなたが顧みてくださるとは。


詩篇 8:3-4


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今年の夏だったか秋だったか定かでないが、NHKの「地球ドラマチック」で、ハッブル宇宙望遠鏡が取り上げれていた。


詩篇のこのみことばを読んだとき、そのことを思い出した。


ハッブルのことは、恥ずかしながらその番組を観るまで知らなかった。しかし、番組で紹介される画像を観るうちにすっかり魅せられた。


単に、美しい!というレベルではなく、驚異的というか、信じられないような美しさであった。言葉ではうまく伝えられないので、ナショナルジオグラフィックの画像リンクを。


ここには厳選された50枚の宇宙の画像がある。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/111600040/



創世記の最初の記述を読むと、神がはじめに天と地を創造された、とある。


創造主である神にとっては、この地球も宇宙もすべて被造物である。


地球に存在する私たち人類もまた、神の被造物である。


もちろん「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された(創世記 1:27)」とあるように、被造物の中でも人類は、特別な使命を与えられているのだが。


神は、壮大な宇宙を創造し、地球をも創られた。地球の管理者として創られた人類は、管理者ゆえか、最も小さき者そして弱き者として存在している。


被造物としての私たちが、空を見上げて、神の被造物である天、月や星を見て感動するのは、だから当然のことである。



悩みがあったり、不安や恐れを抱えているとき、空を見上げてごらん、とよく言う。


自分の存在のちっぽけさに気付いて、自分の悩みや不安が些細であることに気付いて、そうして生きる力が湧いてくるって。


私たちは誰に言われるでもなく、ちゃんと分かっている。


ダビデが空を見上げて、人とはいったい何ものなのでしょうと言ったときの思いは、私たち誰もが持ち合わせているものだろう。


小さき者、弱き者だからこそ、私たちは神からさまざまな特権を受けている。それがこのこと、自分の存在を創造主である神との対比において理解すること、である。


神は私たちを心に留め、顧みてくださる。私たちは神に向き合い、神の想いそして愛に触れる。

 

 

 


…祈ろう。


私たちを愛してやまない神よ、小さく弱い私たちを心に留め、顧みてくださりありがとうございます。私たちは無条件で愛されていても、その愛に背き、愛するよりも愛されることを求めてしまいます。それでも私たちはあなたに従い、信頼しています。どうか神よ、私たちを慰め、救いの道を示してください。この世を覆う不安や恐れを取り除き、来るべき新しい年を希望と平和で満たしてください。イエスキリストの御名によって祈ります。アーメン。