聖書と歩む営業マンのblog

営業は大変な仕事だ。しかし聖書を読んで、売ることよりも仕えること、貰うよりも与えることを学ぶと、心が晴れる。

平和希求

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わたしが疲れたたましいを潤し、すべてのしぼんだたましいを満ち足らせるからだ。
 
エレミヤ書 31:25
 
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東日本大震災とロシアの侵略行為を同列に心に留めている。
 
震災からもう11年になるが、自然災害はもはや避けられないところにある。日本にいれば、地震をはじめ台風や水害、寒冷地での雪害と、どこに住んでいても確実になんらかの災害に備えねばならない。
 
とにかく命を守ること、生きることだ。
 
なのに、ロシアとウクライナの情勢を見ると、暗澹たる気持ちになる。ニュースから流れてくる映像に悲しい気持ちになる。
 
ロシアは国連の安全保障理事会の5か国の常任理事国の1つではないか。国連憲章では「安保理は、今日の国際社会において唯一の包括的・普遍的な組織である国連の中で、国際の平和と安全の維持につき主要な責任を有している」とあるではないか。
 
常任理事国に与えられた権限は
 
・紛争を平和的手段によって解決するよう要請したり、解決条件を勧告すること。
・紛争による事態の悪化を防ぐために必要な暫定措置に従うよう要請すること。
・平和に対する脅威、平和の破壊や侵略行為の存在を決定し、平和と安全の維持と回復のために勧告を行うこと。
経済制裁等の非軍事的強制措置及び軍事的強制措置を決定すること。


こうしたことが掲げられている。なのに…。
 

 
もはや国連が形骸化している。
 
常任理事国であるアメリカがトランプ政権下で保護主義政策を推進し、中国は大中華主義を標榜し続け、そして今回はロシアが軍事行為による隣国の侵略行為…世界平和を希求する、国連という唯一の組織の存在意義が問われていると思う。
 
そうして、エレミヤの預言を読んだ。
 
バビロン捕囚にあるイスラエルの民に向けて語られたものなので、31章より前は大患難の預言がこれでもかというくらいに綴られていて、読んでいて苦しくなる。
 
けれど、31章からは希望と救いの光が差してくる。
 
回復のストーリーが示される。それは新しい契約(=新約)と言われる。
 
神はエレミヤを通して「わたしが疲れたたましいを潤し、すべてのしぼんだたましいを満ち足らせる」と語らせた。
 
この聖句を今の私たち、そして戦禍にある人たちと覚えたい。
 

 
新しい契約の当事者としてこの世に来られたイエスもまた、こう言って私たちを招いてくださっている。
 
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」(マタイ11:28)
 
私は20数年前、このみことばに救われた。一人でも多くの人にこの救いのメッセージが届きますように。
 
ウクライナのための祈りのリクエストがメーリングで届いた。
 
そのまま引用する。一緒に祈ろう。
 
神様、あなたが必要です。
これまでも、これからも。
あなたは私たちの力の源です。
思いわずらいをいっさいゆだねなさい、とおっしゃってくださいます。
ウクライナの人々に守りと癒やしをもたらしてください。
あなたが共にいて祈りを聞いてくださることを、彼らにお示しください。
ケガをしている人、一人で苦しんでいる人、悲しみに中にある人を強めてください。
すべての不安、恐れ、そして不確かで先の見えない闇を、あなたの平和と希望で置き換えてください。
そばに来てください。私たちもあなたに近づきます。
主イエスの御名により祈ります。
アーメン!