天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。
マタイの福音書 24:35
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永遠ってなんだろう。
結婚式でよく歌われるコブクロの「永遠にともに」では、ともに歩くことや笑うこと、ともに感じることや泣くことを、いつの日もどんなときも、と歌う。
永遠というには、あまりにも身近で、こうした日常の些細なことがいつまでも続いてほしいという願いは、永遠と言っていいのかどうか分からない。
同じく結婚式でよく歌う、実際私も身内の披露宴で熱唱したミスチルの「シンプル」では、10年先も20年先もずっと君と生きれたらいいな、と歌う。
永遠なんてないけど、でもできるだけずっとそばにいたいと願う。これくらいのささやかさがいい。永遠って言い切るよりも、ミスチルの女々しさの方がしっくりくる。
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聖書の永遠はどうだろう。神が言う永遠って、どれくらいの長さなんだろう。
有名なソロモン王がこんなことを言っている。
神はまた、人の心に永遠を与えられた。
これは神を知らない人、信じない人にとっては理解することが不可能かもしれない。
神は天地を創造された。
神は時間を支配される。
↓
人は神によって創造された。
人は神によって時間を与えられている。
↓
神の時間は始まりも終わりもない。
人の時間は始まりがあり終わりがある。
これらのことから、天地を創造し、時間の概念を超越している神は、その存在が永遠である。
だから、ソロモンが言った「人の心に与えた永遠」というのは、永遠の存在である神を知ることなのだと思う。
これ、私の説明よりうんと分かりやすい!
http://seishonyumon.com/words/1090/
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私たちクリスチャンは、進化論ではなく創造論を信じる。
天地は偶然の産物ではなく、神が明確な意図を持って創造されたと信じる。
神の天地創造は、ことばによってなされたと、聖書に書いてある。
被造物である天地は、造られたものであるが故、有限である。しかし、神のことばは、創造主である神そのものであるが故、無限である。
神を信じる私は、消え去ることのない神のことばを信頼する。
今の天地はやがてすべて消え去る。そして、その後には、神が治める永遠の御国が来る。そこにはもはや死がないと言う。
死がない!
まったく想像できない新しい世界、新天新地である。
あぁ、天地を創造された全能の神さま、被造物である私たちは、造り主であるあなたをあがめます。あなたはすべてを支配される方です。
台風や水害で不自由な生活を強いられている方々の上に、必要な支援と励ましが与えられますように。
病で苦しんでいる方々の上に、永遠の神のみことばと速やかな癒しが与えられますように。