あなたの神、主は、あなたのただ中にあって救いの勇士だ。主はあなたのことを大いに喜び、その愛によってあなたに安らぎを与え、高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる、と。
ゼパニヤ書 3:17
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The Lord your God is with you, the Mighty Warrior who saves. He will take great delight in you; in his love he will no longer rebuke you, but will rejoice over you with singing.
Zephaniah 3:17
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通っている教会で賛美の奉仕をしている。
教会にはピアノやオルガン以外に、生バンド用にアンプ類やドラムセットまである。おかげで、もう10年以上に渡り、礼拝のときにドラムを叩かせてもらっている。
高校生から叩き始めたドラム。もっぱらロック専門でやってきた訳だが、今は意外なところで役に立っている。まさか自分が教会でドラムを叩くことになるとは、全く想像できなかった。
こういうのは、神さまの導きなんだと思う。
ロックを演っているときは、溜まったフラストレーションや苛立ちを発散したり、快楽というか、轟音に包まれると得られる快感を求めていた。
しかし、賛美を奏でているときは、感謝と喜びに溢れる。同じドラムを叩いているのに、不思議なものだ。心の平安を得られる。
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このバンドでの奉仕も、コロナ禍でリアルの礼拝が制限されてからなくなってしまった。
数ヶ月前から人数制限をしながら、徐々に教会での礼拝ができるようになったのだが、生演奏はまださせてもらえなかった。
特にボーカルに対して、マスクなしで歌うことの恐れが会衆にあった。
2メートル以上の距離を取り、アクリル板を立てて対策を講じたが、それでもマスクをして歌わない限りは不安が拭えないという意見が多く、奉仕の機会が得られなかった。
マスクをしてのボーカルはきつい。ギターを抱えているメンバーにとっては、こまめにズレるマスクを上げることなどできない。
ウイルスについて正しく理解し、そして正しく恐れよう、という思いのもと教会役員たちとも何度も協議したが叶わなかった。
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ともに上を向いて主を賛美すべき教会員同士が、互いの理解を得ることなく自分たちの意見を主張し、上を向けなくなる。
悲しいけど、クリスチャンであってもこれが現実。
神のときは私たちには分からないし、何が最善なのかも分からない。ただ主に信頼し続けるしかないなと思う。
そんなこんなで、気もそぞろなアドベントであるが、ゼパニヤの聖句には励まされる。
心がざわつくとき、恐れや不安に駆られるとき、預言者を通して神が語られたメッセージに心を寄せる。
主は私たちのただ中にいる救いの勇士だ!
主は私たちのことを大いに喜ぶ!
主はその愛によって私たちに安らぎを与える!
主は高らかに歌って私たちのことを喜ばれる!
ハレルヤ。